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TOP-ONE CFG5000/6000/7000

今までにない画期的なシステムの登場!! 環境保護印刷の決定版

TOP-ONE CFG5000/6000/7000

湿し水に必要な高性能ユニットを1台に凝縮!この1台で高品質化、低コスト化が可能になります。

3つの高機能ユニットを湿し水冷却循環装置内へ配置し
本体と一体型で、印刷適性の高い湿し水を作り出します。

特殊フィルターユニットで湿し水の汚れを濾過し、クラスターボックスユニットで水を細分化、UVランプユニットで殺菌を行い、常に最適な湿し水を印刷機に供給します。

 

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CFGイメージ

特長

  • 従来必要な湿し水の薬品類が大幅に削減
  • 印刷時にインキが絞れ、インキマイレージが向上
  • CTPプレートやローラー類へダメージを与えない
  • ドットゲインの減少、乾燥性、密着性の向上
  • ピッキング減少、パイリング減少、ブラン洗浄低減
  • 印刷の立上りが早く、色調安定性が抜群に

システムフロー図

システムフロー図

サンプル説明

2枚のサンプルは同じ印刷機、同じ版、同じインキ量で刷られた印刷物です。
2枚の違いは湿し水の違いのみになります。
淡い方の印刷物は、通常の湿し水で印刷を行いました。こちらが正常なOKシートです。
インキの出し方をそのまま固定し、湿し水をCFG生成水に替えて刷った物が、濃い方のサンプルになります。  CFG生成水で濃い仕上がりに成った物をOKシートの濃度に合わせるには、インキの供給量を減らす事が必要です。    「インキ削減15%」(当社計測平均値)

OKシート

OKシート

矢印
CFG生成水

CFG生成水

水のチカラでコストが変わる

【P社様でのコスト削減実績データ】 (前年同月3ヶ月平均比較)
印刷機 K社製  A横全判両面オフセット輪転機

インキ消費量の推移
2017年 2018年
5,667 5,100

インキ消費量の比較(3ヶ月平均)

印刷通し数推移
2017年 2018年
10,377,904 11,029,869

印刷通し数推移(3ヶ月平均) 

インキ使用量/1枚あたり
2017年 2018年
0.546 0.461

インキ使用量/1枚あたり(3ヶ月平均)

※上記データは、P社様の「2017年2~4月」と「2018年2~4月」の各3ヶ月平均値比較となっております。

CFGのインキ削減率 = 平均15%(当社計測平均値)
オフ輪機1ヶ月インキ使用量 = 5,000Kg
オフ輪インキ価格 = 平均 500円/Kg
5,000×500 = 月間・250万円のインキを使用
250万円×15% = 375,000円
375,000円×12カ月 = 年間450万円の削減

水のチカラで品質が変わる

現在の湿し水用エッチ液、IPA、代替アルコールは、活性剤と呼ばれる物が主成分に成っています。活性剤とは、いわゆる液体洗剤です。普段、家庭の台所では油汚れを落とすために使われています。水と油の反発を利用して印刷を行うオフセット印刷。この場合の油とは、インキの事を指しています。つまり、エッチ液等は油であるインキを溶かしてしまう力を持っているのです。印刷機オペレータは、この溶けてしまう分を見込んで、インキの盛り加減を決めているのですが、アルコールをゼロにして、エッチ液を極限まで低減したCFGの湿し水は、不必要にインキを溶かしません。このため、印刷を開始する前に通常より15%程度、インキの盛り量を抑えた状態で刷れば、通常のインキ濃度を得る事が出来ます。少ないインキ盛り量で良好な濃度を確保する事が可能。この事による恩恵は絶大な物が有ります。まずは当然、15%程度のインキ削減が可能に成ります。そして、薄いインキ皮膜は不要なドットゲインを抑え込み、シャープな網点再現を可能に成ります。また、油性印刷では、乾燥性の向上、裏移りの抑制、UV印刷では密着性の改善、ベタ部分の抜き文字埋まりの改善、トラッピングを良好にする等々。またCFGが生成する水は紙にも優しく、紙の表面を傷め難い水ですので、ブランケット洗浄回数の削減、ヒッキー/紙剥けの減少には絶大な効果を誇ります。「水のチカラで品質が変わる」是非、御社の印刷機で実感して頂きたく思います。

湿し水革命!

1904年、アメリカのルーベルによって開発されたオフセット印刷は、石で作られた版が金属の版へと進化し、それに伴って湿し水も、その内容を変えて共に進化をして来ました。金属製に成った後も、亜鉛で作られた版が使われていた時代は、版面を腐食させ続けることが必要であり、そのために非常に強い劇薬物がエッチ液として使われていました。1970年代に急速に普及したアルミで作られたPS版。この登場により湿し水の組成も大きく変化を求められる事と成りました。腐食させる必要が無く成り、その代わり保水性、版面保護性と言う性能が重要に成って来たのです。そして1980年代、日本国内で普及し出した、連続給水システム。当初は、アルコールの添加が必須条件であり、その添加量は10%以上と言うのが常識であったような時代です。

1990年代に入り、IPAの低減が叫ばれる時代を迎えて、ノンアルコール用エッチ液が急速に開発される様に 成りました。また、その流れとは別にIPAよりも害の少ない代替アルコールに頼る傾向も強く成って来ました。そして、2018年。エッチ液や代替アルコールに頼るのではなく、水そのものを改善し、湿し水に適した水を作り出す事によって、印刷品質や、印刷コストを大幅に向上させるために誕生したのが「CFG」なのです。これは正に、「湿し水革命!」と呼ぶに相応しい時代の到来です。

外形寸法図

下記寸法はCFG6000です。機種別は仕様一覧をご参照下さい。

外観図

仕様一覧

仕様一覧